キーワード:植物、アイ、栽培、植物園、おくすり、おしごと、生物多様性、自分らしさ
夏休み ― 皆さんどんな予定を立てていますか?海水浴、読書、ゲームに虫取り、ワクワクしますね☆そんな夏のワクワクに藍染体験もぜひ加えてみませんか?
「アイ(藍)」って知っていますか?
アイの葉は深い青色をもつ染料 (布などを染めるもの) として古くから日本をはじめ世界各地で用いられてきました。実はこのアイ、多くの効能をもつ薬用植物としても知られているんですよ。
このプログラムは、植物園のスタッフに育て方を教わりながら、半年間にわたりおうちでアイを育てながら観察する全4回シリーズの体験型プログラムです。収穫したアイでいっしょに染め物にも挑戦しましょう。
今回は、第3回の「葉のしゅうかくとアイ染め体験」となります。
第1回ではアイのタネまきを行いました。タネが芽を出し少し成長したころ、第2回でアイを鉢へ植えかえました。そして、葉をたくさん成長させるために剪定 (せんてい)、施肥 (せひ) というお世話をしてもらっています。
第3回では、育った葉を収穫してアイ染め体験をします。染め方は「たたき染め」という方法です。リアル会場で参加する子は一緒に染め物体験をしましょう。たたき染めは手軽にできる方法なので、オンライン参加の子もぜひお家で挑戦してみてくださいね。
また、塩野義製薬の心臓部ともいえる「医薬研究センター (通称“スパーク”)」の見学会も開催します。普段は一般の方が立ち入りできない研究所に潜入して、お薬の研究をしている様子をのぞいてみましょう。※アイ染め体験および研究所見学はリアル会場参加者限定です。
今回の第3回からの参加もお待ちしています。おうちでアイを栽培していなくても、植物園などで育てている見本を観察できますので、安心してご参加ください。リアル会場では、たたき染めに使う葉もたくさん用意してお待ちしています。
このプログラムは、昨年度に続き、塩野義製薬というおくすりの会社が滋賀県に持つ「油日植物園※」を舞台に、薬用植物としてのアイの魅力を学んだり、育てたアイで染め物体験をしたりします。
※油日植物園では、環境省発行のレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)に載っている植物をはじめ1000種を超える植物を維持・管理しています。
【開催概要】
- 開催日:2025年8月6日(水)
- オンライン:13:00-14:00 ※Zoomでの開催となります。アーカイブします。
- リアル会場:13:00-15:30 ※受付 12:40開始
- リアル会場 ※当日は、講義・体験会場にお越しください。
- 講義・体験会場:シオノギ教育研修センター(兵庫県尼崎市)
- 研究所:医薬研究センター(大阪府豊中市)
- 内容:
- 葉のしゅうかくとアイ染め体験 講義(オンライン、リアル会場)
- アイ染め体験(リアル会場のみ)
- 研究所見学(リアル会場のみ)
- 定員
- オンライン:なし
- リアル会場:20組40名 ※応募者多数の場合は抽選となります。
【注意事項】
- リアル会場での参加には保護者様の同伴が必須です。保護者様は1名までとさせていただきます。
- 会場までの交通費は、参加者様のご負担となります。
- 会場最寄りのJR加島駅より無料で送迎いたします。乗車をご希望の方は申込時にお申し出ください。(車いすに乗ったままでの乗車には対応していません)
- 駐車場のご用意はございません。お車でお越しの際は、近隣のコインパーキングをご利用ください。
- 昼食はお済ませの上、お越しください。なお、熱中症対策もあり、飲み物をご持参ください。(自動販売機を設置しています)
- SNSやブログなどに掲載される場合は、事前にご一報ください。
講師プロフィール 丹羽 良恵(にわ よしえ)さん
1.愛知県出身。塩野義製薬に勤めています。千葉で大学時代を過ごし、大阪で就職しました。今は神戸で猫 (スコティッシュフォールドのるいくん) と暮らしています。最近、家の近くに水族館がオープンしたので、週末はシャチやイルカのパフォーマンスを見て楽しんでいます。
2.研究所で発見されたお薬の種を「飲み薬」や「注射」、「貼り薬」などにしたり、お薬の効き目を効率よく発揮させる技術の研究(製剤研究といいます)をして15年になります。今年から、こどもの未来支援室でも働いています。
結果通知のお知らせ
お知らせ日程:7/23(水) 頃