キーワード:最先端技術、研究探究心、脳の仕組み、認知・心理、自分らしさ
みなさんは、「見える」ってどういうことか、考えたことはありますか?
目を使ってものを見る――それはごく自然なことのように思えるかもしれません。でも実は、「見えているはずなのに気づいていない」ことや、「見たつもり」が間違っていることもよくあるのです。
今回のプログラムでは、人の“見る”という感覚や、脳のしくみについて、研究の紹介や体験を通して学び、「なぜ見間違えるのか?」「なぜ気づけないのか?」といった不思議を体験できます。視覚や認知のしくみを探る科学の世界を、ちょっとのぞいてみましょう。
さらに今回は、自動運転モードで走行するドライビングシミュレータにも乗っていただきます。参加者は運転操作をせずに、あくまで“乗って観察する立場”として、周囲の様子や自分の感じ方に目を向けてもらいます。日常とはちがう視点で「気づくこと」「見ていること」「反応すること」の面白さを感じられる体験です。
どちらの体験も、「人のこころや行動のしくみを理解し、よりよくするにはどうすればいいか?」という研究につながっています。
いつもとちがう環境で、ちょこっと科学者になって、自分の「見る・感じる・考える」を試してみませんか?
◇産総研の錯視などの視覚研究のご紹介(20分)
◇錯視の体験!(30分)
◇ドライビングシミュレータに乗ってみよう!(30分)
【開催要領】
■開催日:2025年8月28日(木曜)13:00-14:30 ※受付【12:50集合】
■開催場所:産総研中央事業所6群(茨城県つくば市東1-1-1)
■定員あり(20名)
【注意事項】
● 今回のプログラムは、茨城(つくば)でリアル開催を行います。(※オンライン配信はありません)
● 未就学児は参加できません
● 応募者多数の場合は抽選となります
● 新型コロナウィルス等の感染対策に配慮した上で開催予定です。
● SNSやブログなどに掲載をされる場合は、事前にご一報ください
講師プロフィール 横山 武昌(よこやま たけまさ)さん
1.国立研究開発法人 産業技術総合研究所 ウェルビーイング実装研究センターヒューマンステートデザイン研究チーム・研究チーム長 博士(学術)/専門:心理学・認知科学
2.「人の“こころ”や“からだ”の状態を、どうやって正しく知り、支え、よりよくできるか?」をテーマに、感情・認知・行動の研究を行っている科学者です。
3.近年は、メタバースなどの仮想空間における行動や選択、体験の分析を通じて、人の内面の傾向や認知・感情状態や社会性を読み解く研究に取り組んでいます。
結果通知のお知らせ
お知らせ日程:8/14(木) 頃