キーワード:ものの見方、外来種と生物多様性、探究、自分らしさ
『わ。家の近くにセイタカアワダチソウがいっぱい生えてきた。特定外来生物だから駆除しなきゃ。』
生き物が好きなみなさんの中には、そのようなことをしたり、気になったことはありませんか?
日本には、特定外来生物は約148種類あると言われています。放っておくと、日本の固有種に影響が出てしまうので、積極的に駆除しないといけないと言われています。でも、そんな特定外来生物は、もともと、人間が趣味や食べ物を目的に他の国から持ってきた経緯があります。そして、そこにも命があります。
生物多様性。最近、良く聞く言葉です。様々な生きものが、いろいろな環境で自分たちの生きる場所を見つけ、おたがいの違いをいかしながら、暮らしていると言われています。日本にある固有種を守るために、特定外来生物を駆除することで生物多様性を守れるのでしょうか。もしくは、特定外来生物も含めた環境を創ることが生物多様性となるのでしょうか。
ビオトープ。これは、生き物が存在する空間を意味します。このビオトープを小さいころから興味を持ち、人間と植物・他の生き物が共に生きる居場所を探究し続けている人います。この人は、どのような想いで活動をしているのでしょうか。皆さんと一緒に聞いてみたいと思います。
このプログラムは、2025年2月25日(火) 19時00分~20時00分(60分)、zoomの開催を予定しています。
※アーカイブします。
講師プロフィール 三森 典彰(みつもり のりあき)さん
1. 「僕が一番活きる活動の場ってどこなんだ?」という自分への問いに、都会っ子ながら、都会の自然環境の保全・再生とそれらを活かした都会の人向けの環境教育や体験学習だ!と思い立つ。
2. 現在は(株)BiotopGuildの代表として、“ビオトープ”という概念を用いながら、都会の自然環境の再生の仕事をしている。
3. 自然に興味がない人にも、日常の中で楽しみながら、自然や生き物に目を向けてもらえるしかけづくりをモットーとしている。
zoomURLのお知らせ
お知らせ日程:2/11(火) 頃