(公益)ロートこどもみらい財団(所在地:東京都港区、代表理事:荒木健史、以下、本財団)は、次世代を担うこどもたち一人ひとりの個性を尊重した未来社会を実現すべく、自分らしく探究しようとする心の“眼の芽”を育てるため、2021年10月に設立されました。現在の教育制度の下では十分に力を発揮しづらいこどもたちなどに対して、コミュニティづくり、アイデア実現に向けた助成金、メンタリング(助言や対話)、専門家・関連機関等の紹介などの支援を行い、実践的な学び、多様な領域の専門家や技術に触れ自身のスキルやアイデアを磨くプログラムの提供等を行っております。
この度、自分らしさを発見・探究し、未来社会を創るこどもたちのアイデアの実現に向けた研究や調査を応援するため、助成金やメンタリング等の支援を行う取り組み「ファンディング」第3期の募集を開始します。
■背景・内容
こんなこどもたちはいませんか?
〇学校や友人関係に馴染めずに不登校傾向になってしまった
〇経済的な要因により自分の興味・関心や特性に応じた学びやチャレンジの機会がない
〇学校の勉強は簡単すぎて面白くない でも・・、
〇学校、家族、友人から評価されずとも気にせず必死に好きなことに取り組んでいる
〇学校や友人関係に馴染むことに拘らず自分の興味・関心ある分野の探究にがんばっている
これらは、あくまで例ですが、当財団はそんな「自分らしさ」を表現したいこどもたちを支援したいと考えています。 今の日本社会は、スカラーシップの選考においても、優秀な成績が求められたり、プレゼンテーション能力に長けているといったりと、表現能力の高いこどもに与えられがちです。しかし、そのようなことが難しくても、社会や学校の評価を気にせず、「好きだから」「やりたいから」という内発的動機付けから活動しているこどもたちが活き活きと「自分らしさ」を発揮して、活躍するような社会にしていくことこそが、これからの日本をもっと豊かで楽しい活力あるものにしていくと考えています。
そこで本ファンディングは、応募に際して成績不問、コミュニケーション能力不問とし、こどもたちの探究心や挑戦する気持ちに寄り添うことで、学校や家庭だけではサポートしきれない、こどもたちの夢の実現に向けて支援を行っていきたいと考えています。
(参考) 第2期の活動内容はコチラ https://future-for-children.rohto.co.jp/news/funding2-2/
■募集概要
募集期間 |
2024年7月10日(水) ~ 2024年7月31日(水) 10時まで(〆切厳守) |
応募資格 |
〇当財団のメロー(登録に要件不問) 〇12歳以上18歳以下(学年例:小学6年生~高校3年生) ※応募年齢は目安のため、8歳~11歳(小学校3年生~5年生)までの応募についても可能ですが、「基準」の内容を基に自律的に冒険ができる人にマッチングを行います。なお、8歳(小学校3年生)未満の申し込みはできません。ご了承ください。 〇一人につき1企画のみ 〇メディア掲載がOKな人 〇特定の宗教・思想に関することや公序良俗に反するものは除く |
目的 | 分野を問わず、自らの興味関心や、自分らしさを存分に発揮し、やりたいことを実現するために、特定の学問や研究、事業展開等を志しているメローに対し、夢を実現するための助成金をはじめとするサポートを行い、これからの日本社会を支える人として成長するため支援を行うことを目的とします。 |
助成期間 |
2024年12月1日(日)~2025年11月30日(日) 原則として1年間の単年度助成とします(期間中に完了)。 |
助成金額 |
1件(人)当たり 上限金額30万円 応募の内容を踏まえ、必要に応じた金額で助成します(必ずしも、申請された金額の通りとならないことにご注意ください)。 |
提出物 |
応募フォーマットとプレゼンテーション資料(ファイル形式は問いません) ※プレゼンテーション資料は、補足資料として提出できる人のみ。 |
基準(一部) |
①Uniqueness:独創性があるか。 ②Timing:なぜいまなのか。 ③Challenge:挑戦性があるか。 ④Sociality:社会課題を解決できるか。 ⑤Third Place:自分の居場所となり得るか。 ⑥Environment:学校や家庭等の環境では実現しづらいか。 ⑦Feasibility:10年後に実現可能な内容か。 |
応募方法 |
ロートこどもみらい財団のメロー登録がまだの方は、ホームページ上の指定の登録フォームにご登録いただき、IDを取得してください。IDが取得できた方は、以下の「申し込みはこちら」より応募内容をご記入ください。なお、補足資料としてプレゼンテーション資料を提出する場合はファイルのアップロードをおこなってください。※メロー登録フォームを起動すると仮登録の状態となります(Googleの仕様でアカウントが共有されます)。 (ファンディング第3期:応募フォーマット) 申し込みはこちら |
スケジュール |
〇一次マッチング(オンライン面談):8月下旬から9月中旬の何れかのお日にち(約10分を予定) ※応募多数の場合、提出書類を基に、面談の有無をご連絡します。 〇プレゼンテーション・レクチャー:10月中 ※二次マッチングに参加するメローに個別にご連絡します。 〇二次マッチング:11月10日(日) |
採否の決定 |
2024年11月中に採否を決定し、応募者に対して、応募フォームにご登録いただいたメールアドレス宛にご連絡いたします。 |
採択後の活動 | 第3期ファンディングのメローとしてマッチングを受けた人は、申請した内容の進行状況と費用の支出の状況について、中間報告、最終報告を行っていただきます。詳細は、その際にご連絡します。 |
その他 |
〇今後、多くのメローにファンディングの機会を提供するため、助成金には限りがあります(一人一回までの制限はありませんが、過去にファンディングの対象となっていた場合は、お休みして頂くことがあります) 。 〇具体的な内容は、二次マッチングのプレゼンテーションや採択後に提出して頂く事業計画・収支予算を基に判断させていただきます。 〇助成金の支給は応募者本人名義の口座への振込みにより行います。保護者名義の口座にはお振込みできませんので、本人名義の口座をご用意ください。また、不可抗力以外による計画の大幅な変更、実施の不能、中間報告等の義務の怠慢などの事態が生じた場合は、助成の中止あるいは助成金の返還を求めることがあります。 |
■今後の展望
今回、当財団からの支援が決定したメローの探究・活動の内容は随時ホームページ等でご報告の予定です。 自らの個性を見つめ、発見・探究し続けられる「居場所」を提供することによって、不透明な未来社会を生きるこどもたちが自分の進むべき道を見据え、本来の力を信じ挑戦しつづけられる「ウェルビーイングの実現」に貢献してまいります。
【公益財団法人ロートこどもみらい財団について】
名称:公益財団法人 ロートこどもみらい財団 (ROHTO Foundation for Children’s Future)
設立日:2021年10月1日
所在地:東京都港区海岸1丁目2番20号汐留ビルディング20階 (ロート製薬 東京支社内)
代表理事:荒木健史 (ロート製薬株式会社 CEO付兼未来社会デザイン室長)
事業内容:未来を担う子どもたちへの育英事業
未来を担う子どもたちを育成するための研究助成事業
未来を担う子どもたちを育成・ 支援するための教育事業
各種イベント・講座・セミナーの開催、教育的事業の企画・運営 等
役員:業務執行理事/藤田晋太郎(ロート製薬株式会社 サステナブル経営推進室長)
理事/福本理恵(株式会社SPACE 代表取締役CEO)
理事/髙倉葉太(株式会社イノカ 代表取締役CEO)
理事/合田真 (日本植物燃料株式会社 代表取締役社長)
理事/石川善樹(公益財団法人 Well-being for Planet Earth 代表理事)
理事/蜂谷宗苾(志野流香道 21世家元継承者)
理事/安田光希(株式会社STANDARD代表取締役COO)
監事/奥村武博(一般社団法人アスリートデュアルキャリア推進機構 代表理事)
評議員/山田邦雄(ロート製薬株式会社 代表取締役会長)
評議員/山口照美(大阪市港区長)
評議員/小島慶子(タレント・エッセイスト)
■参考リンク
・Webサイト:https://future-for-children.rohto.co.jp/
・設立リリース(ロート製薬リリース情報): https://www.rohto.co.jp/news/release/2021/0929_02/