東京都などの都市部では、開発にともない地域に生息する植物、昆虫、動物などの生きものの暮らす場所が少なくなりつつあります。みなさんの住んでいる地域ではどんな生きものがみられますか。
生物多様性の大切さが注目される中で、学校や街の中に「生きものが暮らす場所」として池や草地、樹木のビオトープを作る取り組みが進んでいることを知っていますか。「ビオトープ」とは、ドイツ語のBIO(ビオ:生きもの)とTOP(トープ:場所)の合成語で、そこに暮らす生きもの全てを大切にしている場所のことです。私たちの生活が豊かで便利になるだけではなく、多様な生きものが持続的に生息し続けられる環境を守っていくことも必要なことです。
このプログラムでは、都市部に位置しながら今なお豊かな自然が残されている石神井公園を舞台にそこに生息する植物、昆虫など観察し、水辺の多い公園だからこそ見られる自然の風景を通じて、多様な生きものの暮らしとその大切さについて一緒に考えたいと思います。
キーワード:自然、生きもの、ビオトープ、環境
【開催要領】
■開催日:2024年6月23日(日曜)13:00-15:00 ※受付【12:45開始】
■開催場所: 石神井公園(練馬区石神井台一・二丁目、石神井町五丁目)※公園内のサービスセンターに集合して公園内を散策します。
■内容:
1.石神井公園の自然についてのお話:10分
2.石神井公園の自然観察:100分
・「サービスセンター⇒水辺観察園⇒三宝寺池⇒サービスセンター」の順路で散策し、水辺に生息する昆虫、植物を観察
3.まとめ:10分
■定員あり(20名)※応募者多数の場合は先着順となります。
★会場の関係で、申し込みしたメローのみとします。ご同行が必要な場合は、保護者様は1名までとさせていただきます。
【注意事項】
・今回のプログラムは、東京(練馬区)でリアル開催を行います。(※オンライン配信はありません)
・屋外での開催のため、雷雨などの悪天候の場合は開催日前日の20時までに中止のご連絡をします。連絡がない場合は雨天でも開催します。
・石神公園(屋外)で開催するため、必ず、長袖・長ズボン(虫よけ対策)、汚れても良い動きやすい服装、運動靴(サンダルはNG)を着用し、飲み物、雨具(レインウェア必須)をご持参ください。
・新型コロナウィルス等の感染対策に配慮した上で開催予定です。社会状況により直前に延期となる可能性もありますので、ご了承いただけますと幸いです。
・参加決定の連絡を受領した方も、発熱等症状のある方、他者への感染可能性のある期間の方など事前に事務局に連絡の上、ご参加を控えていただきますようご協力の程どうぞよろしくお願いいたします。
・SNSやブログなどに掲載をされる場合は、事前にご一報ください。
講師プロフィール 三森 典彰(みつもり のりあき)さん
1.「僕が一番活きる活動の場ってどこなんだ?」という自分への問いに、都会っ子ながら、都会の自然環境の保全・再生とそれらを活かした都会の人向けの環境教育や体験学習だ!と思い立つ。
2.現在は(株)BiotopGuildの代表として、“ビオトープ”という概念を用いながら、都会の自然環境の再生の仕事をしている。
3.自然に興味がない人にも、日常の中で楽しみながら、自然や生き物に目を向けてもらえるしかけづくりをモットーとしている。
結果通知のお知らせ
※定員に達したため、お申込みは終了しております。